富岡 幸一郎
代表 富岡 幸一郎について
東京都出身。少年時代は野球選手を目指していたが、中学1年生の頃に文学に出会う事となる。
三島由紀夫の表現の豊かさ、言葉の魅力に惚れ込み、高校生になると小林秀雄のファンになる。
中央大学附属高等学校、中央大学文学部仏文科(現・文学部人文社会学科フランス語文学文化専攻)卒業。
1979年(昭和54年)、大学在学中に書いた評論「意識の暗室 埴谷雄高と三島由紀夫」が第22回群像新人文学賞評論部門の優秀作を受賞する。
1991年(平成3年)にドイツに留学し、同じ頃に住まいを都内から鎌倉に移した。
関東学院女子短期大学助教授、関東学院大学教授。 西部邁と朝まで生テレビで同席することもあった。
富岡幸雄中央大学名誉教授は実父。
保守論客として、『北の発言』への常連執筆に加え『正論』、『撃論』、『諸君!』『わしズム』、
代表編集委員を務める『表現者』に寄稿。
文芸批評家の新保祐司との対談本、共著がある。
また、30歳過ぎで鎌倉の日本基督教団の教会で洗礼を受けた敬虔なクリスチャンであり、
自らが信仰するキリスト教と関わりのある人士(内村鑑三、カール・バルト等)に関する評伝を書いている。
座談会本『皆殺し文芸批評』では絓秀実・福田和也等と討論している。
◆2012年4月1日 鎌倉文学館の4代目館長に就任。
TV出演
・ 続・言いたい放だい(TOKYO MX)
・ 西部邁ゼミナール(TOKYO MX)[3]。
・ 桜プロジェクト、報道ワイド日本 Weekend(キャスター、
・ 日本文化チャンネル桜、2006年5月12日~ 現在)
・ 交代制で不定期キャスターを務め、「ズバリ文化批評」と題したコラムも担当。
著書
『戦後文学のアルケオロジー』(福武書店 1986年)
『内村鑑三 偉大なる罪人の生涯』(リブロポート〈シリーズ民間日本学者〉 1988年/中公文庫 2014年)
『内村鑑三 シリーズ宗教と人間』(五月書房 2001年)。新保祐司との対話も収録。『批評の現在』(構想社 1991年)
『仮面の神学 三島由紀夫論』(構想社 1995年)
『使徒的人間 カール・バルト』(講談社 1999年/講談社文芸文庫 2012年)
『言葉言葉言葉 時代と文学を読む』(発言者双書6:秀明出版会 1999年)
『打ちのめされるようなすごい小説』(飛鳥新社 2003年)
『非戦論』(NTT出版 2004年)
『聖書をひらく』(編書房 2004年)
『文芸評論集』(アーツ・アンド・クラフツ 2005年)
『新大東亜戦争肯定論』(飛鳥新社 2006年)
『温泉小説』(アーツ・アンド・クラフツ 2006年)
『スピリチュアルの冒険』(講談社現代新書 2007年)
『千年残る日本語へ』(NTT出版 2012年)